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2013-03-09 22:00 | カテゴリ:工場・醸造所
【第2回目】 SAPPOROビール 千葉工場

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見学日:2012年11月10日(土)
最寄駅:京成線「京成津田沼駅」シャトルバス20分
参加費:500円
試飲数:2杯まで


ハンバーガーをさらに美味しく!
そのためには相性の良いビールについてもっともっと、深く知りたい!という探求のため昨年に大手ビール会社の工場見学を回ってきました。
大手4社を見学してビールについての知識を身につけることによって、さらに新しい視点・価値観が得られたように思います。
いつかそんな内容をブログの記事に盛り込んでいけたらと思います。



■サッポロ千葉工場

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京成津田沼駅に到着です。
今日はとても天気がよくて、ビール工場見学に最適な日です。

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京成津田沼駅からシャトルバスに乗ります。
このシャトルバスは、他のビール会社にはないサービスなので大変うれしい。
JR総武本線「津田沼」駅、「新習志野」駅、京成本線「京成津田沼」駅を経由します。

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サッポロビールらしい黄色のマイクロバスで、津田沼駅や新習志野駅に寄りながら千葉工場まで約20分ほど。
結構離れた場所にあって、大きな工場です。

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受付で500円を払いツアーに参加。
予約しなくても参加できるみたいですが、結構団体客が利用するので予約が望ましいのは他の会社と一緒。
WEBには2人以上の参加から申し受ける、と書いてありましたが、今回ひとりでも参加予約ができました。
他社と違う点は500円と有料ですが、この点はさほど気にならない。
むしろ有料で敬遠するような軽薄な人を排除できて良いように思うし、結果的に500円を払って参加して大変有意義でした。

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ツアー時間まで、このラウンジで待つことになるのですが、この座椅子はビールを表していることに気づくでしょう。
こういった随所に散りばめられた遊び心と“もてなしの心”を、ガイド中いくつか気づくことがありました。




■黒ラベル

さて、ここからガイドが始まりますが、サッポロビールもガイド中の撮影が不可。
なので、工場見学以外の写真でご容赦ください。

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今日のガイドはIさんという、はしのえみ似の可愛らしくハキハキと快活なMCで小気味良い女性。
11時の会は結構大勢で、40名程度でしょうか。
4~5名以上の団体客がほとんどで、老若カップルや個人参加は数組のみ。

ガイドに先導されて見学ツアーがスタート。
2階の隠し部屋?が開けられて、醸造所への棟へと向かいます。

建物内は暗い、照明が少ない。
この暗さは黒ラベルの黒を表し、各説明ブースは黄色や金色、白を基調として、サッポロビールのブランドカラーになっているのを感じました。
この黒・白・金の3ブランド色がうるさくないように各地に配色されているのがとても自然で素晴らしかったです。

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施設内の大きさは、172、000平方メートル、東京ドーム3、5個分。
全国に8工場ある中で、一番大きな工場。

70年代当時、一般的に熱処理が行われていたビールが主流だった中で、1977年に生ビールの製造を開始。
1977年4月1日が黒ラベルの誕生日とのこと。

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黒ラベルの大きな特徴は、ビールの旨みが持続する「旨み長持ち麦芽」と彼らが呼ぶ、特別な酵母を自社で培養している点。
これは、ビールを劣化させるロックス(LOX)という酵母を持たない画期的な大麦らしい。
サッポロビールでは、毎年2000種類もの大麦を試験培養していて、品種開発に力を入れています。
品種登録されるのは10年1品程度、とパンフにあるので単純に20,000から1つの品種を作り出していると言えるでしょう。

ちなみにガイドのIさんの掛け声にあわせて「旨み?」「長持ち麦芽!」とコール&レスポンスのアトラクション。
このような楽しいやり取りがあったのは、サッポロビールのみ。
自社ブランドのアピールと共に、来場者に楽しんでもらいたいといった心遣いを感じました。

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また他社にないポイントとして、フィールドマン(原料マン)が、世界9カ国のサプライヤー(生産者)に、年に3回ほど大麦等の栽培時期に合わせて訪れているらしい。
原料の厳選だけでなく、サプライヤーのことに触れる点がサッポロビールらしさを感じました。

ホップは、オス花とメス花があるそうで、サッポロビールで使われているのは受精前のメス花とのこと。
ホップの香りが楽しめるように、参加者に目をつぶってもらい、ガイドがミストを吹き回ります。
爽やかな香りがたどり着くと、時間差で見学者たちから声が次々にあがるのが面白かったです。

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千葉工場の仕込み釡は全部で12個。
6個で1セット、と紹介されていました。
この仕込み釜には、大麦1400万本が使用され、500mll缶に換算すると1缶あたり50本が使われているそうです。
ちなみに大麦だけでお茶碗一杯分ぐらいの量なんですって。

発酵タンクの容量は600、000リットル、直径8.8mx16mの高さで、若ビールを作り出しています。
若ビールについての詳しい説明は省かれていましたが、培養技術士の“匠”の技で品質維持がされており、匠達は数名程度の少数精鋭らしい。
また、発酵・貯蔵タンクのメンテナンスは醸造技術士が管理にあたっているそうです。

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千葉工場内で作り出されているビール量は、1分間に1500本、1秒に25本が作られています。
「フレッシュキープ製法」と呼ばれる製法で、瓶・缶が密閉されて出荷される。
ビールの大敵である「空気」を炭酸ガスで排出させて、極力空気が入りこむのを防いでいるんだそうです。

この千葉工場内のビールを飲み干すには、缶ビールで3276年かかるそうですよ。

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ちなみにサッポロビールの★マークは、北極星を表しています。
北海道の開拓者のシンボルであった星マークを入れて1876年に「開拓使麦酒醸造所」が始まりました。
それが現在のサッポロビールの前身となります。

この千葉工場で晴れた日には、押上のスカイツリーが見ることができます。
この日は工場の建物のあいだにその姿を見ることができました。

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この見学ツアーは距離が短く、ひとつの道を行って帰ってきます。
戻ってくると「黒ラベルギャラリー」と呼ばれる場所に入って、簡単にサッポロビールの歴史を展示紹介しています。
特にガイドの紹介があったのが、サッポロビールシンフォニーと呼ばれる動画。
フィールドマンの方のインタビューが放映されていたのですが、そのビールを飲む時に、少しでも原料やサプライヤーの思いを感じてほしいというセリフが印象的でした。




■試飲の時間

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さて、いよいよ試飲。
ここから撮影もOKになりました。
約20分程度で、黒ラベルを2杯飲めます。

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サッポロ黒ラベルの工場試飲は、大変美味しかったです。
泡立ちの良さがとにかく素晴らしく、きめ細やかな泡が長い間持続するのが美味しかったです。
出来たての爽やかなビールと、クリーミーすぎない細やかな泡が、同時に喉を過ぎるのに極楽を感じましたね。

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おつまみクラッカーもありましたが、こちらもとても美味しかったです。

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ガイドのIさんの注ぎた方レクチャーも披露されました。
【3度注ぎ】です。
1.グラスに勢いよく5割まで入れる。高さよりも勢い。まずは泡ばっかりでOK
2.ビールと泡が1対1になった頃、ゆっくりと9割まで注ぐ。
3.グラスの縁から泡を持ち上げるように注ぎ入れる。グラスからもこもこ盛り上がる。


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完成型は、グラスを傾けても泡が崩れない。
それを実演して見学者から驚きと拍手。

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また前述の「旨さ長持ち麦芽」は缶にもデザインされていて、これは一緒にお酒を飲む時に人に言いたくなる。
ちなみに見学ツアー参加者で乾杯の音頭は皆練習済みの「旨さ?」「長持ち麦芽!」でキマリ。

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ここで見学ツアーは終わりですが、なんと全員に千葉工場グラスが贈呈されました。
他の見学はクーポンを見せたりしないと貰えないので、サッポロビールさん太っ腹。
これは単純に嬉しい!帰ったら絶対にサッポロ黒ラベルを買って注いで飲むこと間違いない。
でも、だからこそ参加料500円を徴収しているのかも、とも後になって思いましたけど。

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最後の土産コーナーは小さく、扱い品目も多くはないのですが、あれもこれも置くことはせずに売れ筋に絞っているように思いました。




■感想

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工場見学の感想ですが、随所で見られたサッポロビールの「ブランド推し」がとても楽しかったです。
MCの一言一言にブランドを意識させるコメントが散りばめられ、よく考え練られた原稿だと思いました。
ガイドは読み原稿などを一切持たずに話をするのですが、今回はガイトのIさんのスキルの高さが素敵でした。

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基本的に、ブランド推しのため、原稿に忠実だったと思うのですが、そう思わせない話し方で聞いていていやらしくない。
快活な話し方もまた、サッポロ黒ラベルのような爽やかさを感じさせる大事なプロモーションである、なんて仮にそこまで考えていたら脱帽であります。

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また随所に黒・白・金のブランド配色が効いていて、「The見学」といったベタな企業見学の感じが逆にツアーに参加している感が溢れていて楽しい。
歩く距離、見れる場所は限られていて、大きな敷地にしては短い見学ツアーだったのですが、50分ほどにコンパクトにまとめられテンポがよくて好感が持てました。

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サッポロビールは大手4社の中で、国内シェアは4番手。
他社以上に「サッポロ黒ラベル」に対するブランド育成、浸透に力が入っているように思います。
自社ブランドの誇りと愛情といったものをスタッフの方々から感じられ、そして私たち消費者にビールを楽しませることと同じように、各地の生産者のことも大切にしている企業風土が感じられました。

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どちらかというと大量生産・大量消費といった中で忘れがちな、そこに携わる人たちの「思い」みたいなものに、サッポロビールの企業らしさが現れていたように思います。
それはやっぱり未開の地を助け合いながら切り開いていった、当時の開拓者精神が今も引き継がれているのかな、なんて思ったりもしました。

そう思うと、サッポロビールに対する味わい方もまた変わってくるような気がします。
私たちも大量陳列された缶を手に取るときに、真剣に商品を作り出し品質管理に当たっている職人たちがいることに思いを馳せて楽しんでみるのも味わい深い気がします。


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ちなみに隣の建物の「マリンハウス」でジンギスカン食い放題が楽しめますよっ!
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