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2012-08-24 22:00 | カテゴリ:2012 中国・東海編
【ハンバーガー旅行】中国・東海編 第4話

2012年8月12日(日)

西日本の旅0812 (2)

昔、∀ガンダム(ターンエー)というアニメがありました。
あのガンダムの世界から何千年と過ぎた時代に、地球の化石を掘り起こしてガンダムを発掘すると言う、なんともすごい世界観がとても好きでした。
ほんの数年前の音楽を聞くこと、百年前の鉱山を見ること、数千年前の巨木を見ることも、過去を掘り返して再体験するということでは、そのアニメの世界と変わりないかもしれません。
このブログもいつか化石になって、誰かまた見つけ出してハンバーガーを食べ歩くような人が現われるかしら。


■旅のBGM
PINK SAPPHIRE - P.S.I LOVE YOU

プリプリ、SHOW-YAと並んで、そこそこ売れたガールズバンド、PINK SAPPHIRE。
“イカ天”出身バンドだったんですね~。これがデビューソングで、ドラマの主題歌に使われてヒット。
当時のガールズバンド中でも結構好きなんですけどね、短命でした。89年結成~95年で解散。
歌メロも楽しい、ギターを聴いても意外とヘヴィでかっこよいのですが、全体的なあか抜け切れない雰囲気が溜まりません。
なんだかんだ言いながら、この疾走感が好きです。


■島根の朝

西日本の旅0812 (1)

カプセルホテルの個室利用客が、自分を含めて2名しかいなかったこともあって、とてもゆっくりとすることが出来ました。
朝風呂を浴びて、朝7時に出発。
天気は昨晩の流れを引きずっていまいち優れませんが、今日は鳥取県米子市まで向かいます。

西日本の旅0812 (4)

バイクで走っていると眠気が襲ってきまして、道の駅で小休憩。

西日本の旅0812 (6)

開店前の道の駅でしたが、見晴らしのよい景色を眺めて朝を満喫。

西日本の旅0812 (10)

島根県益田市を出発し、日本海側に沿って走っていきます。
途中で風力発電施設を見ましたが、この辺は強い風が吹く地域なんでしょうね。

■世界遺産「石見銀山世界遺産センター」 

西日本の旅0812 (11)

延々と走ること約2時間。
辿り着いた本日最初の目的地「石見銀山世界遺産センター」
世界遺産に登録された石見銀山とその集落を見てみようと立ち寄ってみました。
朝早いため、まだまだ観光客が少なく博物館内は空いていて見やすかったです。

西日本の旅0812 (14)

この石見銀山、戦国時代に開拓が進み毛利家→豊臣家→徳川家と所管がめまぐるしく変わったそうです。
遠い西洋諸国にも、この石見銀山のことが記されていて「黄金の国ジパング」を目指す大航海時代にも関わっていそうです。
ですが江戸後期にもなると、あらたかたの銀が採掘されてしまって、今では閉山してしまっています。

西日本の旅0812 (17)

模型で見る坑道は、まるで蟻の巣のように、地下深くまで彫り進められていて迷路のようでした。
実際にほんの一部だけ公開されている坑道を見てみたかったのですが、その場所への車両の乗り入れ禁止となっていて、徒歩か自転車だけということで諦めてしまいました。
だって駐車場まで往復2時間ぐらいかかるそうなんで、、、

■埋没林

西日本の旅0812 (21)

さて、その石見銀山から山間部を走って三瓶山を目指します。
途中出てきたこのダムは三瓶ダム。
大きく壮大なダムらしい、逞しいダムであります。

西日本の旅0812 (25)

切り立った壁がとても高く、バイクと記念撮影。
こういう写真は思い出になります。

西日本の旅0812 (31)

着きました「三瓶小豆原埋没林公園」
何もないじゃーん、と思いきや地下への階段が続いていまして、この中に埋没された木々を見ることが出来るのです。
さっそく地下へ降りていきます。

西日本の旅0812 (35)

おぉ~ものすごく大きな杉の木が反りたっています。

この埋没林は、今から約30年前に水田工事のきっかけで偶然発見されたんだそうです。
用水路部分を掘り下げたときに2本の立木が地面から現われて、その後研究家が興味をもって調査が開始されて、どうやら三瓶火山の際に土石流などに飲み込まれた当時の林が地下に埋もれているのが判ったそうです。

西日本の旅0812 (39)

埋没林の展示は、大小2つの地下室と、外に展示されている根っこ部分になります。
どれも太古の日本を想像する、大変イマジネーションを刺激されるタイムカプセルのようでした。

西日本の旅0812 (52)

■三瓶バーガー

西日本の旅0812 (65)

さて、ここからすぐ近くにある三瓶山の麓「県立三瓶自然館サヒメル」へと向かいます。
その自然館の向かい側にあるのが、本日最初のハンバーガーになる「SANBE BURGER」さんです。

西日本の旅0812 (69)

ログハウス風の3つの棟が連結していて内部は大変広いスペースになっています。
それぞれ「ドッグカフェ」、「お土産屋」、「バーガーカフェ」に区切りされています。
天井が高くていかにもログハウスといった趣ですが、バーガーを焼く煙が店内にこぼれていて、ちょっと煙っぽくなっていました。

西日本の旅0812 (76)

で、チーズバーガーを注文。
基本となる「三瓶バーガー」に色々とトッピングを加えたメニューが掲載されています。
サービスは、基本セルフサービスで出来上がりの番号を読み上げられたら受け取りに行くスタイル。

西日本の旅0812 (84)

出てきたのがこちらです。
すべて地産地消にこだわった三瓶バーガー。
香ばしいゴマ付の固めのバンズ、しっとりとした質感のポークとの合挽きパティ、全体的に薄味でケチャップ味がメインでマヨネーズが全体を丸め込んで美味しくペロリといただける小ぶりサイズです。

西日本の旅0812 (82)

しかしなぁ、ちゃんと写真と同じハンバーガーを出して欲しいと思う。
写真メニューはふっくらしたバーガーなのに、出てきたものはつぶれているし、上下に挟まっているはずのレタスは下にしか挟まっていませんでした。
自分だけ、たまたまだったのかな?と思ったら、他のお客さんのバーガーも同じで、意図的に挟んでいないようでした。

西日本の旅0812 (80)

どちらかというと店内のオペレーションも、出てきたバーガーもファストフードっぽいものを感じます。
写真と見た目が違う、具材を少なくしたコスト意識、ブランドを出したバーガー袋や、島根の愛が詰まったポテト袋、そしてトレイがアメリカの道路標識っぽい木彫トレイといったところにも、実は企業経営臭を感じます。

■ご当地バーガーか否か

西日本の旅0812 (74)

ココへ来る前から疑問に思っていたのが、この三瓶バーガーはご当地バーガーか否か、という点。
そもそもご当地バーガーの定義とは何か?自分でも実は曖昧な部分なんです。
一応普段は、地名を名乗った店名やバーガーを短絡的にご当地バーガーと言ってはいけないと考えています。

西日本の旅0812 (87)

今、自分がご当地バーガーと考えるのは「青年商工会議所がやっているような町おこしバーガー」であり、「ビーフ以外のパティを使っている」ものです。

西日本の旅0812 (71)

本来アメリカの国民食であるハンバーガーを「B級」として扱い、それを亜流に改悪してハンバーガーを名乗り便乗する非礼甚だしさ、そしてそれを「ハンバーガー」だと多くの人に誤認を広める罪悪感のなさ。
本家本元のアメリカ文化であるハンバーガーに対して愛情も尊敬も憧れすらもない人々が作る、地元のアピールになればそれでよい、と考えられたハンバーガーに正直敬意は感じられません。
結局は、便乗商法であり、佐世保市の二番煎じ。

西日本の旅0812 (68)

どこかで言ったように思いますが、美味しい具材を食べるためにハンバーガーに挟んで食べることほど愚かなことはありません。
ステーキや刺身、それ単体で食べたほうが食材に対して正面から向き合い、味わい楽しみ、食への感謝に繋がると思います。
反面ハンバーガーというのは、バランスを生かした食べ物で、それは時として個を犠牲にした全体調和に旨みを感じる食べ方です。
ビーフ100%が重過ぎて食べづらいため、ポークなどの合挽きを使うのと同じ発想です。
すべてが美味しい食材を使ったからといって、120%の美味しいものは出来ない、ということに気づいていない人が多いように思います。

西日本の旅0812 (79)

話がズレました。
で、三瓶バーガーを食べた感想としてはやはりこのバーガーはご当地バーガーの部類で語られるべきものだと思いました。
ご当地バーガーと感じた決定点は「売る相手が誰か?」という観点。

西日本の旅0812 (67)

地産地消といいながら、それを薦めている相手が地元の市民ではなく、自然館に訪れる観光客を相手にしている点で、これはやはりご当地を売りにしたビジネスであると思いました。
ご当地バーガーを捉える上で、そのバーガーの生産地や販売者が誰であるか、と同時に、誰に対して売っているのかもまた大事な要素なんだな、なんてこの時改めて気づきました。
需要と供給、その関係でモノゴトなりたっているのですから両側面から考えないといけないですね。

ということで、とても個人的かつ勝手な自分の判定で、三瓶バーガーさんはご当地バーガーであると決定しました。

西日本の旅0812 (85)

色々書いたので誤解がないようにまとめておくと、これは決して「否定」ではありません。
一般的に食べて美味しいことに変わりはないのです。食べている人たちを笑顔にする力があります。
この島根の三瓶山に来たら、またこの三瓶バーガーを食べるのは間違いなさそうです。

■県立三瓶自然館サヒメル

西日本の旅0812 (91)

さて、エヴァンゲリオンの使途のような名前をしたこの県立自然館、名前の由来について受付のお姉さんに聞いてみたら、どうやら定番Q&Aだったようで、嬉々として教えてくれました。
なんでもこの一帯は、昔「さひめ」という地で呼ばれていたそうで、それに現代のコミュニケーションのひとつである「メール」を合わせて、このさひめの地から情報を発信する、という名前に意味が込められているそうです。
なんか、、、うん、はい。

西日本の旅0812 (94)

サヒメルの中は、常設展の三瓶山周辺の自然環境の紹介から、企画展の宇宙にまつわる展示などが行われていました。
中には、埋没林の復元もあって、県立の力を見せ付けるなかなか見ごたえのある内容でした。

西日本の旅0812 (105)

石見銀山、埋没林、自然館と、なんか今朝はとってもネイチャートラベリング。
島根県が自然の歴史に溢れていることを痛いほど判りました。

過去を振りかって、これからの未来を想像するとわくわくしてきます。
きっと未来の子供達もこの時代のロストテクノロジーにノスタルジーを感じるんでしょうね。
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