■旅のBGM 3 TOTO - Hold The Line
VIDEO TOTOの代表曲のひとつ。彼等は歴史も長く代表曲・人気曲も多いのでその時代時代にあわせた魅力がたくさんあります。ファンキーな曲ですが、ハードロックぽくもあって、どこかプログレッシブロックぽくもある、色んな魅力が含まれた才能豊かな初期70年代のTOTOらしい名曲。
ロッククラシックにノってどうぞお読みください。
■深夜の再出発 チェックイン21時50分、チェックアウト01時50分。約4時間の羽休め。
えぇ、当然服なんて乾いてねぇ(笑
それでもバイクは元気。エンジン音を聞いているだけで、なんかこっちまで力が沸いてくるよ。
とりあえずは雨は小雨がチラつく程度で、これからどんどん晴れていきそうな感じ。
翌日分の服に着替えて、真夜中の茨城を再出発です。
とはいえ、やはり朝早すぎてバイクを走らせていて眠い眠い。
ちょっとこのまま無理に走ると事故りそうなので、Mサインのお店に寄りました。
さすが24時間営業は心強い!マクドナルド大好き!
こちらのお店は栃木県「那須塩原」の西那須野店。
■耳に訛り 最近のマクドナルドの外観って本当に洗練されてかっこよくなったなぁ〜って思いませんか?
この黄色のアーチなんて、いままでマクドナルドのアイキャッチじゃなかったのにね。
こういう店舗がどんどん増えています。
お店で100円コーヒーと190円のジューシーチキンセレクトを食べました。
隣のテーブルで、夜遊び帰り中の若い女の子達がU字工事ばりの栃木なまりで会話をしているのを、絵に描いたような田舎に感じながら1時間ほど仮眠。
■高速走行 朝5時前に店を出発、しばらくして福島県「須賀川」に入って高速に乗ることにしました。
これ以降の北は、郡山、福島、仙台と割りと大きめの都市が続いて信号も増えるので高速で岩手県まで向かいます。
手前でガソリンを満タンにしてから高速へイン!
朝日が出る頃には、グローブはまだ半乾き。それでもジーパンなどはだいぶ乾きました。
さすがに半濡れ状態での高速は寒くて体力奪われるのですが、自分で大丈夫と判断できるほどにまで乾いています。
途中安達太良SAによって、朝食にパンを購入。
やっぱり焼きたてのパンってとっても美味しいですよね。
名物っぽい「ももパン」を買いました。このピンクの色が春っぽくてかわいいです♪
■晴天 昨日の豪雨がウソのような空。うそや〜。なんであんなにビショビショになったの〜??
なんかうれしいのに、ちょっと悔しくて空を見上げました。
SAには都内では散ってしまった桜も咲いていまして、まさに今が旬な感じです。
福島がこんな感じだと、福島〜岩手あたりが満開で、青森はまだ早いかな?なんて想いをめぐらせます。
はやく色んな景色見に行きたいな♪と心はやります。
ちなみにコレ、美味しそうでした。時間外で食べられず。
「しみてん」
■旅は気ままに さて7時過ぎに安達太良SAを出発しまして、途中「鶴巣PA」によりました。
さすがに高速道路でずっと走りっぱなしというのは体力がどんどんなくなっていきます。
途中休みながら行かないと体のあちこちが痛くなってきて大変。
天気がよくて、濡れた靴もあと少しで乾きそう。
湿った靴下と靴も太陽の下でどんどん乾いて気持ちよかった〜。
■いよいよ岩手県へ 10時頃には宮城県「大崎」を通過。
長者原SAでガソリンを補給して高速を降りてすぐに目的地へ行けるようにスタンバります。
ちなみに、ここのガソリン待ちの時、バイクの皆さんはひとつの場所に一列に並んでお行儀がよかったです。
さて、いよいよ最初の目的の岩手県「一関」へと辿り着きました。
長かったなぁ〜、この時時間は11時前。朝2時に古河を出発して約9時間。
お楽しみはこれからだー!
■広がる自然 一関ICを降りて向かったのが、最初の観光地「厳美渓」
近くの有料パーキングに停めて、早速観光です。
なんか団体のおじさんおばさんが橋の上からキャーキャー騒いでいて観光地にキター!って感じです。
で、ここは一体何なのかというと、渓谷になっていて荒々しい岩肌の合間をキレイな流水が流れると言う、景観が大変素晴らしい場所になっています。
遠路はるばる来て、今この場で眺めていて苦労が報われるほどの感動をひたひたと感じました。
力強く、そして逞しく流れる水を見ながら、今回の旅で多くの「初めて」に出会えることが楽しみになっていきます。
■空とぶ団子 川を挟んだ向かいの団子屋と滑車でつながっていまして、ザルに駄賃を入れて送ると団子を届けてくれます。
空を飛んで届けてくれるので、通称「空とぶ団子」。
食べてみたら美味しかったです!甘すぎず、薄すぎず見事な按配。
いやいや、本当にびっくりしたのはその柔らかさ!もち〜〜〜〜っとしながらも、切れずにぽよ〜んと伸びるんですw
噛んだ時の柔らかい弾力はまるで天使のほっぺのようw触ったことないけどね!
観光名所の威光ではなく、この団子だからこそ人気が出ているという、確かな巧みの技が光っておりました。
■平泉の地へ さぁ!なんか気分はもうGWバカンス!
次に着いたのは厳美渓から30分もしないところにある「毛越寺」。
岩手県でも有数の史跡のひとつですが、これが素晴らしく神々しい雰囲気に包まれております。
西暦850年頃に慈覚大師によって開かれた地で、この毛越寺が建てられたそうです。
数々の戦や震災で歴史遺産がなくなっていますが、この毛越寺の浄土庭園はほぼ完全な状態で保存されているんだそうです。
■時を忘れる 今から1000年前もの景色が今もここに広がっている、、、なんと壮大な話でしょう。
当時は限られた人しか見ることが出来なかった場所ではありますが、時を越えて今の私達も見ることができるなんてなんと素敵なことなのでしょう。
自然界のものがそのまま手付かずで残っているのではなく、人の手によって作られた人工的な自然が、時代を超えて人の手を借りて維持され残されているということに、そこに何か感慨深いものを感じます。
1000年前の人から、現代から、そしてまた1000年後の子供たちへ。
距離や時間をも超越して人が持つ愛の結晶のようなものすら感じます。
ロマンといえば簡単ですが、何世代も繰り返し繰り返し続けること、そして私達一人一人が日々の行いの中から、過去と未来の橋渡しを担うことは大変です。私達の代で、その「繰り返し」を途切れさせてしまうことの責任は計り知れません。
歴史を学ぶことは、未来に残していくことを学ぶこと、強いては未来をも創造できるものだと私は思っています。
という感じですっかり心デトックス状態。
誰に縛られることなく、自由に自分の時間を過ごしていることに充足を覚えるのでした。
■この世の楽園を夢見て 続いては、岩手県で最大の名勝「中尊寺」。“平泉”の一番の観光地であります。
平安時代の末期、奥州藤原氏が栄えた時代の遺産がたくさん残されていて、この辺り一帯が世界遺産に登録されています。
境内を歩き進めると、気持ちもさらにほぐれてくるというか、何か神秘的な空気が漂っていて不思議と心が軽やかに感じます。
境内からみた景色。とってものどかな景色が広がっていて、道路が遠くまで伸びていました。
本来では何日間かかけて、ゆっくりと見て回りたいところですが、代表的な中尊寺の金色堂などを見てきました。
金色堂は撮影不可ですので、
ホームページ などでぜひその豪勢な様をご覧下さい。
■人の浅ましさ お寺様を金色にするということで、当時の世が、いかに暗く儚い時勢だったか、この絢爛豪華な仏閣世界に対比して浮かんでくるようです。
単に黄金を使った権力者の象徴と見るよりは、浄土の地へ救われたいと思う人の醜さなども感じたりもします。
複雑な紋様が多く、仏像の位置、調度品など、すべてが仏教的に「意味」があったりします。
そんなことを考え拝観していると、人の想いというのはどんどん複雑なところへと向かっていくものなのかな、なんて感じました。
そしてそんな平泉が歴史の表舞台から消えていき、そして現代にまた脚光を浴びていることに、浮世の儚さというものを芭蕉のように読みたくもなってきますよね。
自分がさらに年をとって、60〜70代になった時、きっとまた人の歴史というものの感じ方が違うのだろうなと思います。
年を取るのも悪くない、そう思えてなりません。
■桜を遠巻きに さて、一関の史跡めぐりはこの辺にして、次は岩手県「花巻」へ向かいます。
花巻の途中、「北上市」の桜で大変有名という「
展勝地 」へ寄りました。
が、バイクを置けそうな場所もなく渋滞もひどかったので、遠めで桜並木を眺めて通り過ぎてしまいました。
展勝地は約2kmにも及ぶ桜並木が北上川の両岸に咲き乱れる場所なんですが、確かにそんな感じのようでしたw
まぁ桜はちょっとお腹いっぱいなので、またいつかね!
ということで、まだまだ旅は始まったばかり。
次回、長い1日の続きは明日!